2017年12月23日 表土の掘り返し

  前日の12/22は冬至でした。今日は 谷戸横断道上流約220m地点のマークしてあった場所で、谷戸底表土の掘り返しをしました。厚く積もっていた表面の落葉を取り除き、鍬やシャベルで表土を十数cm掘り返し、2箇所で完了しました。日当たりが良い場所ですので、地中に眠る種から、新しい植物の発芽を期待しています。

2017年12月12日 谷戸奥で枯草刈り取り(その2)

 前回に引き続き、谷戸横断道上流240m~280m付近で、枯れ残っている草を刈り取りました(下写真1~3)。谷戸右岸沿いの大木が切り倒され、倒木が谷戸内に放置されている場所付近です。一部、冬鳥の餌場として塊で刈り残しています(左)。

 その中で地下に埋もれた種(seed bamk)の発芽促進を、試行する場所を2箇所程マークしました(下写真4,5)。次回その場所で表土の掘り返しを予定します。

2017年12月5日 谷戸奥で枯草刈り取り

 谷戸横断道上流180m~240m付近で、枯れ残っている草(カナムグラ、イノコヅチ、アメリカセンダングサ等)を刈り取りました。アメリカセンダングサは湿地に生える外来種で、人の背位まで高くなり、湿性回復作業で侵出しており、その種子は衣服に無数に着き、往生します。牛の角の様な形で衣服に刺さります(右)。カナムグラは以前からの除去作業で、かなり減っていました。当日、谷戸奥でパラパラと舞う落ち葉の風景(こちらの12月5日の記事)で疲れも癒されました。

2017年12月3日 健康の森わくわく体験フェスティバル

 健康の森運営管理協議会主催で、「親子での植樹体験」等が行われました。谷戸横断道下流側右岸林内で、嘗て、竹が繁茂し荒れていた場所が整地され、そこに約100本のコナラの苗木が植えられました。将来、落葉広葉樹の森ができればと思います。

2017年11月25日 探鳥会

ムラサキツバメ越冬
ムラサキツバメ越冬

 季節も冬になりました。看護学校の前では、大きな木にカワラヒワの群れ、手前の木には、ホオジロが3羽、3羽が地面に下り餌を食べ始めると5・6羽のカワラヒワが来て一緒に混群のように餌を啄ばんでいる。カシラダカの大きな群れがヨシの中を飛び回り確認に時間が掛った。上空ではハイタカが谷戸の上を,あの独特の羽ばたきをしながら旋回、上昇して視野から消えました。後半は気温が上がり着ている物を一枚脱いでしまいました。(T)(藤沢探鳥クラブ「四季報」に同文掲載)
見聞きした鳥:ヒヨドリ、モズ、カワラヒワ、カシラダカ、ホオジロ、アオサギ、キジバト、スズメ、ハイタカ、トビ、ウグイス、ハクセキレイ、アオジ、シジュウカラ、ジョウビタキ、ハシブトガラス、ハシボソガラス(17種) 外来種 ドバト、コジュケイ

2017年11月15日 ヨシ刈り取り(その4)

 約1箇月ぶりに、谷戸奥でヨシやカナムグラを刈り取りました。谷戸横断道上流右岸80~90m地点で、幅約10mでヨシ原を谷戸両岸を貫通するするように、切り開きました(上左側 写真1,2)。ヨシの世代交代のためにヨシ原の一部を刈り取り、風を通し、陽を入れます。

 前回刈り残していた、谷戸横断道上流側100~150m付近で繁茂しているカナムグラを刈り込み、低茎湿地環境改善と同時に、谷戸内作業用通路を確保しました(上写真3、4)。余力がありましたので、谷戸横断道両側で残っていた高茎植物を刈り取り、見通しをよくしています(上写真5)。

 谷戸内は湿地化が進み、谷戸底面は両側の流れ面近くまで沈みこみ、流れを越えて谷戸底へ降りて行く木道に不揃いが生じていたため、手直し調整しました(右写真3枚)。 


2017年11月8日 来週からの作業の準備

  朝方、小雨が降り、定例作業は中止となりました。10時頃、雨も時々やみましたので、個人で来週からの作業の準備をしました。ヨシの世代交代のため、ヨシ原の一部を刈取り、風を通し、陽を入れるための場所、10m幅、2箇所選定し、テープでマークしました。枯れたヨシが密集し、テープを張るのに難儀しました。

2017年11月4日 竹林で臨時作業

   左岸竹林の手入れで、刈り取って積み置きされていた竹の搬出が難しいとありましたので、許可を得て、当方でその一部の竹の運び出しを行いました。上部写真上段は作業前、下段は作業後の様子です。竹を運び出す時、竹筒の中にアカネズミが潜んでいました(右)。竹林の林床にはアカネズミがいるようです。同地では12月~6月、音を出す機械を使っての作業はしないことになっていますので、今日のみの臨時作業となります。

 下写真は作業風景で、竹は旧グランドに運び出しました。12/3のフェスティバルの会場整備時、藤沢市が外へ搬出しています。

2017年10月17日、10月28日 天候不良で作業中止

2017年10月10日 ヨシ刈り取り(その3)

 前回刈り残っていた、谷戸横断道上流側60~100m付近のヨシを刈り込み、低茎湿地を増やしました(上)。

 8/1の集中豪雨で倒れて放置されていたムクノキが堆肥場入口を塞いでいたため、切って整理しました(左)。

 毎回、町田市から作業に来ていただいているKmさんが久々にお休みでした。思えば、このチーム内で藤沢探鳥クラブの基で作業をしている方々の半数近くが、藤沢市以外在住の方々でした。地元としては有難く、笹窪谷の自然が広域に知れていることは喜ばしいことです。地元の自然環境保全はまず、地元の方の関心、参加を進めていかねばと思いました。

 保全作業は共通の目的に向かい体を使い、作業時の連帯、作業後の体に(心地よい)疲労感、昼食で談話する時の皆と話題を共有する楽しみ等があります。谷戸内は本来の湿地化が進み、足を取られ、作業に難儀しますが、谷戸本来の姿に戻りつつありますので、人の都合で無理に作業を進めなくてもよい心境です。観察(会)とは別の楽しみがあります。


2017年9月30日 観察会

  モズの声が響く谷戸へ、若者3人を加えた一行は気分も上々で歩きはじめました。深青色の釣り鐘をたくさんつけたツリガネニンジン、まだ若干くすんだ赤色の実のガマズミ、若すぎて淡紫色のムラサキシキブの実、ハナタデやヒメジソのピンクの小花が緑の谷戸に彩を添え
風も爽やかです。「暑い夏だったなぁ・・・」アカメガシワの葉上のヒメクダマキモドキの声が聞こえたような気がしました。
 谷戸から畑へ向かうと団子を重ねたような若い実をつけたイシミカワ、くるりと巻いた黄色の花と実をつけたヤブツルアズキが見られ、ウラナミシジミが休んでいました。道端ではザクロソウ、ウリクサなどの小さな花々が私達を見上げていました。アブラゼミの姿を確認し、ニイニイゼミの声を聞いた方もいて、夏と秋の狭間の動いている季節を実感した一日でした。(A)
花や実を見たもの
 ミゾソバ、アキノウナギツカミ、イヌタデ、コアゼガヤツリ、キバナガンクビソウ、ヤブムグラ、ダイコンソウ、クルマバザクロソウ、アキノタムラソウ、マルバツユクサ、メリケンカルカヤ、ゲンノショウコ、ヤブミョウガ、フジカンゾウ、クサギなど
出合った虫
 ショウリョウバッタモドキ、ヒナバッタ、クビキリギス、コバネイナゴ、エンマコオロギ、モンキアゲハ、ツマグロヒョウモン、ホタルガ、ルリタテハ(前蛹になりかけ)など
見聞きした鳥
 モズ、ヤマガラ、エナガ、コゲラ、シジュウカラ、ハクセキレイ、トビ、アオサギ、など15種
参加者  

 12名

今回は主に植物の観察会でした。

神奈川県植物誌調査会藤沢グループは小冊子を作っています。藤沢市みどり保全課で手に入ります(有料)。

2017年9月21日 ヨシ刈り取り(その2)

 駐車場に車を入れると、駐車場や道具入れロッカー付近に繁茂していた草は、地元の方により一面に刈り取られていました(左)。

 前回刈り置きしていた谷戸横断道上流側でヨシをかき集め、谷戸外の堆肥場に搬出しました(上)。倒したヨシは中々腐らず、谷戸の乾燥化につながりますので、谷戸外へ搬出が必要です。ヨシ原に陽が入るようなっていたため、ヨシ原の側面に絡みつくように伸びたカナムグラを同時に刈り取りました。

 前回刈り残っていた、谷戸内のヨシを刈り込み、低茎湿地を増やしましています(下)。

同時に谷戸横断道の草を刈り込んでいます(写真無)。

  今日から夏休み明けで、看護医療学部内食堂が営業を開始し、ワンコインの昼食を久々に食べ、SFCを卒業し猛禽類を研究しているNさんとオオタカ談義をしました。

2017年9月5日  ヨシ刈り取り(その1)

 ヨシ、オギともにこの谷戸を代表する湿性植物ですが、ヨシの方が生命力が強く、谷戸内でオギを押しのけて広く繁茂しますので、谷戸横断道上流側(30~80m地点)で谷戸中央部から左岸側に侵出しているヨシを刈り取りました(上写真)。

 更に、20~30m上流地点で幅約10mでヨシ原を谷戸両岸を貫通するするように、切り開きました(下左側2枚)。時々、世代交代のためにもヨシ原の一部を刈取り、風を通し、陽を入れます。

 夏の間、谷戸横断道の草丈が高くなったため、人の通行のため、草を刈り取っています(下右側2枚)。翌日から雨天模様の日で、タイミング良い時に作業ができました。 

2017年8月26日  高茎外来植物除去

1個月ぶりの定例作業再開で、まず、道具保管物置の前に繁茂した草を刈り取り、通路を確保しました(左)。

 谷戸横断道上流側(約60m~130m付近)右岸沿いに残って繁茂している外来種(高茎の帰化植物)セイタカアワダチソウを除去しました。谷戸内に侵入するのを阻止するためです。2013年の作業報告を見ると、秋に谷戸内に黄色の花をつけたセイタカアワダチソウが一面に繁茂しているのが見てとれます。今回、谷戸右岸に向かう時、オギ原にカヤネズミの巣がありました。

2017年8月16日 長雨

 8月に入って連続して雨天模様で、今日も天候が悪く、予定していた作業は中止しました。夏休みのおまけです。

2017年7月19日~8月15日 夏休み

 猛暑が続く中、約1箇月間、定例作業は予定せず、夏休みにしています。この数年、人の手を入れて保全作業をしてきた結果、生命力の強い高茎の外来種の繁茂はなくなり、谷戸内は暫し、本来の自然の時の流れ、自然の都合に任せてよい状況になっています。

2017年7月18日 有志による臨時作業

 前回作業で一部残っていた作業を、夏休み前に有志で行いました。谷戸横断道下流側、左岸流れ沿いの奥で約4m幅で草刈りと、右岸流れ沿い奥で、約8m幅X30m奥行全面草刈りを行いました。午後から天候急変で、雷と豪雨で、午前中のタイミング良い作業でした。

 翌7/19、梅雨が明けました。

2017年7月11日 谷戸横断道周辺作業(5)

 先の谷戸横断道周辺作業でやり残していた、左岸流れに倒れ掛かっていたコナラの伐採、横断道下流左岸沿い及び右岸流れ沿いで各約8m幅、約40m奥行に渡り草刈りをしました。前回の谷戸横断道沿い下流側に刈り置きしていた草も、左岸の堆肥場へ搬出しました。右岸沿いは一部刈り残しがあり、次回持ち越し。

 ほぼ予定していた作業が終わり、暫し猛暑日が続きますので、今後1箇月ほど、現地作業は夏休みとなります。

2017年7月4日 谷戸横断道周辺作業(4)

 横断道上流側↑        横断道下流側↑        谷戸横断道↑     上流左岸沿い↑

 台風接近で天候悪化する直前のラッキーな作業日でした。谷戸横断道周辺の作業で、今回は横断道上流側、下流側各約8m幅で、低茎湿地になるよう、草刈りをしました。上流側ではコウヤワラビの群落、下流では湿地性のコアゼガヤツリがある場所(左写真)を残して作業をしています。谷戸横断道の草刈りでの整備、谷戸奥が見通せるように横断道上流左岸沿いを一部刈り取っています。前回から若い方が参加され、午後も作業し、効率的に広範囲の作業ができました。上写真は各作業の前後の風景、下写真は各作業内容を示します。刈った草はある程度枯れた後、左岸にある堆肥場へ運び出します。

 谷戸内倒木の上に150cmを超えるアオダイショウの脱殻がありました。午後から2名が西北部事務所へ交付金について打合せに出向きました。

2017年6月24日 谷戸横断道周辺作業(3)

  梅雨の晴れの合間で、一連の作業の続きで、谷戸横断道上流側左岸で、横断道から20m~80m付近のヨシ原に接した場所で(上写真)、作業範囲を示す白いテープを張って、低茎湿地の手入れをしました(下写真)。今回、新たに参加された方もおり、いつもより作業が進捗し、約600m2が刈り取られました。

2017年6月14日 谷戸横断道周辺作業(2)

 前回に引き続き、谷戸横断道上流側右岸で、ヨシ原に接した場所で、作業範囲を示す白いテープを張って、約300m2で低茎湿地の手入れをしました(下写真)。

 その中にある、湿地性植物のクサヨシとコウヤワラビの塊は保全しています(左写真)。

2017年6月6日 谷戸横断道周辺作業(1)

    写真1    写真2      写真3     写真4               写真5

 6/7の梅雨入り前日に前倒しで、谷戸横断道周辺の低茎湿地の手入れをしました。写真1は谷戸横断道右岸側作業様子、写真2は同左作業様子、写真3は谷戸横断道左岸側作業様子、写真4は谷戸横断道左岸流れ手入れ様子です。写真5は谷戸横断道上流側作業様子です。

 次回もこの続きの作業を予定します。

2017年5月27日 観察会

  夏の訪れを思わせるような陽気の中での観察会となりました。参加者は、初めて参加していただいた方を含め、9名でした。
 遠藤笹窪谷入口で建設中の病院は、建物がほぼ出来上がった状態となっています。病院横歩道の植え込みには、外来の寄生植物、ヤセウツボがだいぶ増えていました。ここでは、ムラサキツメクサに寄生しています。慶応大学看護医療学部建物の南側の芝地には、昨年まであまり見られなかった外来種のナギナタガヤが群生していました。優占する植物も、年々変化していくようです。
  この時期は直翅類の幼虫期で、ツユムシ、ヤブキリ、クダマキモドキ類、トノサマバッタ、ナナフシモドキなどの幼虫が草むらや林縁で見られました。谷戸内の道沿いではヤマサナエの♂が縄張りを形成し、新鮮なギンツバメ(ツバメガ科)が翅を休めていました。
  横断道南側の湿地では、ハラビロトンボの♂が2頭見られました。両者が近づくとホバリング・追尾を行い、さかんに縄張り争いをしていました。5月3日の調査でも羽化したばかりの♀を3頭確認しており、この湿地で発生したことは間違いありません。藤沢市内で本種が複数頭確認されたのは初めてのことで、遠藤笹窪谷での確認は実に23年ぶりのことです。本種の発生も、湿地回復作業の大きな成果と言えます。
   横断道西側のエゴノキでは、この季節の風物詩とも言えるエゴツルクビオトシブミの♀が作った揺籃(ゆりかご)が多数みられました。
 樹林地を抜ける道や谷戸南西側の台地では、越冬から覚めたアオオサムシの成虫が見られました。体の色は緑色の個体が多いのですが、台地で見られたのは赤みがかった個体でした。体の色は構造色のため、光の当たる角度によって見える色が微妙に変わります。台地上の草むらでは、「シャカシャカ」というヒナバッタ♂の鳴き声がしていました。「ヒナ」は鄙(いなか)のことで、「田舎で見られるバッタ」の意です。県南部では稀な種類でしたが、近年急増し、各所で見られるようになっています。
 確認できた鳥類は、カルガモ、アオゲラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、セッカ、キビタキ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラスの14種でした。
 好天の割に観察できた小動物は意外に少なく、少し早めの終了となりました。(Kk)
(藤沢探鳥クラブ会報「四季報」2017/7号に記載分)

5月17日 オオスズメノカタビラ刈取り ノイバラ刈り

 曇って気温が上がらず虫が出ず、作業しやすい日でした。谷戸奥もオオスズメノカタビラが一面に繁茂しています(上写真1、右)。前回のオオスズメノカラビラ刈り取り作業の続きを、谷戸奥200m~250m地点で行いました(写真2,3)。ヨシやオギの間に侵入しているオオスズメノカタビラは手作業で除去しました(写真4,5)。水がある場所ではオオスズメノカラビラは余り生えていませんが、ノイバラが繁茂していますので、除去しました(写真6)。これにてオオスズメノカラビラが一面に繁茂している場所は無くなりました。それが他の植物と共存している場所は特に人手を入れる必要はありません。

5月9日 オオスズメノカタビラ刈取り 横断道草刈り

 5/10、天候が悪化する予報で、前倒しで前日に定例の作業をしました。谷戸奥左岸100m~160m地点で一面に覆い尽くしている外来種オオスズメノカタビラを機械の力を借りて、約600㎡を刈り取りました。一気に穂を出し種を撒き散らす前に効率良く刈り取りが必要になっていました。単独種で谷戸底を覆い尽くし、植生が単純化するのを防ぎます。(下写真5枚)この下流側でのオオスズメノカラビラの除去は 5/4の任意の作業で行われています。

 ヨシやオギの間に侵入しているオオスズメノカタビラは手作業で除去しました。それでもかなりの量になりました。(下写真4枚)

   昼食後、谷戸横断道の草を刈り、通路を整備をしました。(下写真4枚)

2017年4月22日 谷戸横断道下流側でヨシ刈りⅡ

 4/5の谷戸横断道下流側作業で刈り残されていた枯れているヨシを刈り取りました。刈られたヨシは谷戸外の堆肥場に運び出しました。

積まれたヨシは膨らんでいますが、時間が経てば小さくなります。刈られた跡地に出ているセイタカアワダチソウ幼苗を採り、谷戸内に特定外来種のセイタカアワダチソウが繁茂するのを防いでいます。

2017年4月12日 2017年度に向けて準備作業

   2017年度作業計画を策定中ですが、それに向けた準備作業をしました。

 谷戸横断道は人が通るため、その両側約40m幅に渡り、火災防止の意味と見通しをよくするため、私たちが除草作業をしています。この作業は藤沢市の公益的市民活動に指定され、市民活動費公布対象になっています。交付金は面積対応のため、今回、該当作業場所の面積を測定しました。その縁の枯れたヨシも同時に整理しました。

 谷戸横断道上流側谷戸は、藤沢市の貴重な谷戸として、残す決定がされています。高茎の外来植物が繁茂したまま荒れていましたが、作業で環境が整備されつつあります。この部分は現在、私たちはボランティア作業で進めています。谷戸環境を護る実効性があるのは有難いことです。この作業も斜面林の林相保全作業同様、公益的市民活動と認識、理解が深まることを願っています。

2017年4月5日 谷戸横断道下流側でヨシ刈り

  開花始めたヤマザクラ
  開花始めたヤマザクラ

 やっと暖かくなった日で、谷戸内にはヤマザクラが例年より遅く開花していました(左)。谷戸横断道下流側、私たちの作業指定場所最南端部で枯れているヨシを刈り取りました。

セイタカアワダチソウ幼苗
セイタカアワダチソウ幼苗

 乾いた場所には外来種のセイタカアワダチソウの幼苗が芽を出し、セリ採りの人が入っていましたが、私たちはセイタカアワダチソウ幼苗採りをしました(上右)。

2017年3月25日 観察会

 桜前線が北上するこの季節、今年は少し寒いでしょうか。集合場所で街路樹の根元に、たくさんの植物を発見!どれもこれも平らに葉を広げたロゼット型。まるで見本園のようで、しばらくここで楽しみました(下左端写真)。歩き始めてまもなく、ヤハズエンドウ、カスマグサ、スズメノエンドウの似たもの3種が並んで咲いていて歓声。谷戸は、まだまだ浅い春で陽あたりの良い所以外は冬の風情です。反して南側の畑地や住宅地では、コブシが雲のように咲き、ホトケノザ、トウダイグサ、ナズナなど一面の春で、太陽の力にはかないません。「春」の部分では蝶も飛び、クロヤマアリ、ナナホシテントウなどが動き、またコガタルリハムシ、ビロウドツリアブ♂♀などの春限定のものも見られました。鳥では、ウグイスの声に背を押されて、旅支度をそろそろ始めるシメが、嘴を鉛色の夏仕様に変えて小群になっているのが目立ちました。(A)
花を見たもの ヒメオドリコソウ、オオイヌノフグリ、タチイヌノフグリ、ミチタネツケバナ、シロツメクサ、ハルジオン、ヒメウズ、タチツボスミレ、セリバヒエンソウ、ショカッサイ、ヤブヘビイチゴ、ウグイスカグラ、ホンモンジスゲ、ハハコグサ、ムシクサ、ナガミヒナゲシ、ムラサキケマン等
出合った虫 ハサミツノカメムシ♂、ヒメフンバエ、ミスジハマダラミバエ、モンキチョウ、モンシロチョウ、ベニシジミ、ヨコヅナサシガメ(幼)、アルファルファタコゾウムシ(幼)等
見聞きした鳥 オオタカ、アオジ、モズ、ツグミ、ヤマガラ、コゲラ、ノスリ、ホオジロ、コジュケイ等18種

2017年3月15日 作業中止

 朝方まで雨が残り、天候が悪く寒い日のため、定例の作業は中止しました。

この地で作業を開始してから4年になります。当時の谷戸は繁殖力が強い外来種が覆っていましたが、連続した作業で、谷戸の植物は本来の姿に戻りつつあり、私たちが手を加える作業は以前より少なくなっています。休みの中、この地で過ぎし時空に想いを巡らせています。静寂な谷戸で春を告げる小鳥の囀りを聞くと、心落ち着きます。これも作業成果です。

2017年3月8日 谷戸横断道上流140m付近作業

距離表示ポール
距離表示ポール

  谷戸奥へ向かう時、ウグイスの初鳴きがありました。3/5に川名(藤沢市南部)探鳥会で聞いてから3日後、藤沢市北部で聞きます。

 谷戸横断道上流側140m付近で繁茂しているノイバラの除去、ヨシ原を刈り取りました。湿地回復が進み、ヨシがかなり進出していますが、その跡地に類似種のオギが芽を出すよう環境を整備しています。雨が降らなくても、谷戸中央部に水を導く小さな運河が機能しています(下右端写真)。

 SFCの食堂で昼食時、4月以降の作業内容を話し合いました。

 刈り取ったものは、まとめて流れ沿いの乾いた谷戸底に積み置きしています。以前は、谷戸外に搬出し藤沢市で焼却してもらったこともありますが、廃棄処分場での焼却負荷を減らすためと現場の自然物は現場で処理する方針のためです。

 嘗て、谷戸田で米作をしていた頃は、米を収穫し谷戸外に搬出していました。休耕してから長く経ち、全く肥料を使わなくなり、谷戸内富栄養化の懸念は殆ど無くなりましたが、湿った場所に長く積み置きしておくと、分解が急速に進み、環境を急変させ乾燥化へ悪化する恐れがあります。それを防ぐため、乾燥している場所を探し、最小限の面積で枯草、枝等を積み置きし、時の流れの中、自然の輪廻に任せるのが良いと思います。それでも量が増えるようでしたら、野焼きは禁止されていますので、決められた谷戸外の堆肥場へ持ち出します。積み置きが目障りになるとして、細断し撒き散らすのはその土地の地表の自然を壊すことにつながります。

2017年2月25日 谷戸横断道両側で作業(その2)

 2/15に続き、谷戸横断道両側で作業をしました。前回残っていた下流側左岸沿いで倒れているヨシと枯草の除去、整理を行いました(上写真1~3)。上流側では伸びたノイバラを刈り取りました(上写真4,5)。

 前回やり残していた湛水地(池)作りを完成させました(下写真6,7)。横断道上流側でオギを繁茂させるためにオギの穂(種)を場所を決め試験的に蒔きました(下写真8)。

 谷戸内は光が入り暖かくなったためか、セイタカアワダチソウの幼苗が芽を出しており、成長する前に除去を予定します(下写真9)。オギ原にはカヤネズミの古巣があり、確実にカヤネズミがこの地に定着しつつあります(下写真10)。今回は慶応大学SFCの学生さん2名にも参加して頂き、私たち4人分の力量になります。

2017年2月15日 谷戸横断道両側で作業

 谷戸横断道両側で倒れているヨシと枯草の除去、整理を行いました(上写真)。同時に

 同両岸にある湛水地(池)の確認と整備、同時に湛水地(池)作りと右岸流れからの水の引き込みを行いました(下写真)。

 昼食時、来年度の作業計画予定を打合せし、その関係資料は、作業員の頁の2/15の蘭に載せています。

2017年2月8日 谷戸最奥部で作業

 1月に作業が済んでいた谷戸最奥部で、追加の作業をしました。流れの整備(上写真左2枚)、谷戸内に降り積もっている落ち葉の掃き集め(上写真右2枚)、谷戸両岸の灌木、倒木の整理(右写真)。

倒木整理中、メジロの古巣を見つけました。湿地化

している場所にオギを増やすために、オギの穂(種)を撒いています。翌日は降雪がある寒い日で

今日はラッキーでした。


2017年1月28日 観察会(探鳥会)

  1月ですが、3月中旬の暖かさで風も無くポカポカと春を感じました。シメの白い胸、カワラヒワの群れ、ノスリの幼鳥、黄色い胸毛を見、モズがシメを追い出す。草木も枯れ手入れがされていない所は荒野の様です。畑では、土が乾き餌が少ないなか、タヒバリ、ハクセキレイ各1羽、ムクドリ2羽が餌を捜しているます。電線では、2羽のモズが鳴きながら縄張り争いをしている。何時もと違って長閑な観察会でした。(T)

見聞きした鳥 モズ、カワラヒワ、シメ、シジュウカラ、カシラダカ、ホオジロ、アオジ、メジロ、エナガ、コゲラ、ウグイス、ベニマシコ、ジョウビタキ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、タヒバリ、キジバト、ハシブトガラス、ハシボソガラス、キジ、ノスリ、オオタカ(27種)

 

 畑地の林縁草地からキジバトの集団(20±)が飛び出しました。街中のドバトのように見えました。キジバトは冬期に北から南下して集団で数が増えるようです

 

 SFCの食堂で昼食時、笹窪谷チームの最近の課題について、有志で話し合いをしました。そのメモをチーム内連絡の頁に載せました。また、1/24の健康の森管理運営協議会で「遠藤笹窪緑地保全計画」の案が出され、進められているとの報告がありました。案のまま

チーム内連絡の頁に載せました。

  SFCのガリバー池でカモ類をゆっくり見ながら帰りました。(コガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、オオバン、番外アヒル)午後予定していた谷戸内作業は中止しました。

2017年1月18日   谷戸最奥部でヨシ刈

 前回1/11刈って積んでいたヨシを整理しました(上写真1~3)。水の流れ沿いにヨシの一部を刈り取りました(上写真4、5)。

  流れで繁茂するクレソンを全て除去しています(下写真)。45L袋2杯分ありました。

 1/18~12/24の一部の写真の日付2017年が正です。

2017年1月11日 谷戸最奥部でヨシ刈

 12月24日に引き続き、谷戸最奥部でヨシを刈り取りました。今回、20代の若者2名が作業支援にみえ、お陰で作業が捗りました。寒い日で谷戸底にかなりの霜が一面に降りていました(下左)。ヨシ原の中の流れ沿いは足場も悪く、野鳥や越冬している昆虫たちのためにヨシを一部刈り残しています(下右)。

2017年1月6日  伐採作業の下準備(続き)

 湿地帯の周りで湿地に倒れこんでいる木、枯れている物又は枝が湿地を覆っていて日光を妨げている物、将来大きくなり切らなくては成らない木に赤のガムテープを巻き番号を付けました。(54本)これを、地図上に位置と、木の種類、太さ、高さ、枝ぶりを記入し写真を撮って記録していきます。

2016年12月29日  伐採作業の下準備

 先日調査した谷戸沿いで伐採した方がよい樹木に付けたマークは計54箇所ありました。(一本の根元から分かれたものもカウントしてます)。現場の樹木を見て、来年以降の作業のための資料作りをしました。

2016年12月24日 谷戸奥部でヨシ刈り取り

 谷戸最奥部から約100m下流(谷戸横断道から約300m上流)の左岸沿いでイボタノ木の群生地で繁茂して立ち枯れているヨシ原を手刈りしました。ヨシ原を流れる細流にも陽が当たるようになりました。谷戸奥部に残りの半分のヨシ原は残しています。

 今回、来年予定している谷戸内に倒れ込んでいる大木を伐採するために、該当樹木に赤いテープをつけて準備作業をしました(右)。

 今年最後の定例作業日で、昼食は打戻の古民家食堂「ごんぱち」で自然食を食べました。 

2016年12月14日 作業中止

  小雨が残る寒い日で、定例の作業は中止となりました。以前は作業中止となると作業遅れとか気になることがありました。最近は谷戸内は湿潤化で本来の谷戸環境を取り戻しつつあり、そこの植物、小動物たちが自然の摂理の中で自ら秩序ある環境を作りつつありますので、人の手を加える必要も以前より少なくなっています。その意味で今日の雨は谷戸環境の支援者で、私たちは暫しの休養です。人の立てた作業スケジュールに縛られる必要はありません。

2016年12月7日 ヨシの整理(続き)

 11/9に刈り取ったヨシを整理しました。11/16作業場所の上流部です。谷戸内に枯れ残っているイノコズチ(左)は衣服に種が着いて往生しますが、カヤネズミなどの小動物や野鳥の食べ物ですので

できる限り残しました。枯れた草に未だ青々したカナムグラの蔓が絡んでいますので、少しずつ取り除きました。

2016年11月23日 谷戸奥状況調査

 午前中の観察会の後、谷戸奥の状況調査に回りました。

 先日刈り取ったヨシ束を使って11/27予定の「健康の森わくわく体験フェスティバル」(足場が悪いため中止された)の会場に置くオブジェのゲート(子供さんが通る?)をKsさんが作りました(写真1)。

 谷戸奥で現場を見て、今後手入れをする場所、方法を検討しました。また、谷戸に倒れ込んでいる太い樹木の剪定を専門家にお願いするための下調べをしました。オギの群落に複数のカヤネズミの巣がありました。

 谷戸内は湿性改善が進んでおり、谷戸内の乾燥した場所に生えていたマユミの木は周辺に水が入り、自然に枯れて、人が切らずとも除去されつつあります(写真4)。

2016年11月23日 野鳥観察会

 集合場所では、気温が低いのに北風が強く全然鳥の鳴き声がしません。谷戸に入ると風がピタリと止まり、鳴き声はヒヨドリばかり、ノスリがホバリングをしながら森の陰に。ベニマシコの鳴き声とヨシに入るところが見えたが捜しきれなかった。モズ♀がヨシの先端に止まり尾でバランスを取り、長い時間居た。

 鳥の数が高台の畑に行くと、ツグミ30羽以上の群れが、3つ位それぞれが柿木、電線、木の上と休みながら飛び回っている。他にはカワラヒワ、アトリ(と思われる)50羽以上の群れが飛び回り、何処に落ち着くのか楽しみです。

 探鳥会後、午後の作業時、エナガ、カシラダカの群れが谷戸に入ってきました。

 

見聞きした鳥 ヒヨドリ、キジバト、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ノスリ、トビ、オオタカ、ハイタカ、モズ、ベニマシコ、メジロ、シジュウカラ、ヤマガラ、シメ、ツグミ、カワラヒワ、ジョウビタキ、アオジ、コゲラ、ハクセキレイ、コジュケイ(21種)

午後 スズメ、エナガ、カケス、カシラダカ、ウグイス    (T)

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 南側畑の散策路脇に小さなログハウスが建っており、生き物がその軒下を使っていました。アトリは同時期、大庭地区に群れが観察されており、今回は南から群れが飛来しました。(M)

2016年11月16日 ヨシの整理

 10/19に刈り取ったヨシの整理をしました。曇り空でしたが、それほど寒くなく作業が捗りました。上の写真で左端が10/19、谷戸横断道上流80~100m付近でヨシを刈り取った跡地、今回、ヨシを集め整理し、一部は生き物の住処、逃げ場所として谷戸内に積み置きしました。上の写真で右端が作業終了の様子です。作業中、ヨシ原で大型の犬(2年ほど前まで、谷戸内に猟犬を放す人がいました。)の頭蓋骨を見つけました(左)。刈り取られた跡地から下流側に大きな倒木が見えます(下左端)。このままでも人に危険はないので、暫しこのままにしておき、機会を見て整理します。前回同様、左右の流れに被る枝を剪定し、流れに光が入るようにしました(下写真)。

2016年11月9日 ヨシ刈り取り(その4)

 東京都心では木枯らし1号が吹き、ここ遠藤では9時頃小雨が降り、寒い朝でしたが、午後にはすっかり晴れました。10/19に刈り取った右岸添いで、その上流側のヨシを約10m幅で刈り取りました(上写真)。前回刈った場所との間に約3m幅で生き物が退避できるようヨシを刈り残しています(上写真中央赤丸)。

 前回、左岸流れ近くに積み置きしていたヨシを左岸の堆肥場まで搬出し、谷戸内を整理しました(下写真)。力仕事ができない人は谷戸横断道上流側左右の流れに被る枝を剪定し、流れに光が入るようにしました(右写真)。


2016年10月19日 ヨシ刈り取り(その3)

 前回刈り残した60~80m付近のヨシを刈り取りました(写真1)。写真2,3は谷戸横断道下流側、写真4.5は谷戸横断道上流側の作業風景です。今までの刈り取り作業で谷戸内に積み置きしていたヨシを左岸の堆肥場まで搬出しています。一部は残されたヨシ原の縁で整理し、また、左岸流れ近くにまとめたものは次回搬出します。

 下の写真は各場所での作業前後の様子です。

2016年10月12日 ヨシ刈り取り(その2)

    前回より作業を始めている谷戸横断道上流側右岸60~80m付近のヨシを刈り取り、20m幅の2/3が完了しました。中央に残ったヨシは次回刈り取ります(右)。ヨシ原の湿潤化が進んでいるため、足元が不安定になり、刈ったヨシを足元に敷いて作業をしました

2016年10月5日 ヨシ刈り取り(その1)

 昨年までは谷戸内は高茎外来植物、蔓性植物が繁茂し、容易に踏み込めないように藪に覆われていました。谷戸手入れ作業が進み、自然の摂理により植物が分布するようになり、残すべき植物をマークした後、今回より谷戸横断道左右のヨシを機械で効率よく刈り取りとることができました。低茎湿地ではヨシは少ないので、手で刈り取っています。

 左側2枚は作業遠景風景です。刈り取った後を見ると、下流側には大きな池が出現し(中央)、上流側60m付近まで湿性が谷戸上流側より広がっていました(右端)。

 


2016年9月28日 谷戸横断道草刈り、低茎湿地手入れ作業(その5)

  9/24午後予定の定例作業が雨天で延期になり、改めて9/28午前、作業を行いました。

チーム全体での定例作業は7/12以来となります。

 谷戸横断道、その下流側及び上流側の低湿地 約20m幅の草、ヨシを刈り取りました。

左:谷戸横断道上流側ヨシ刈り取り作業風景。

 湛水地(池)が顔を出しました。


2016年9月24日 観察会

  連日の雨で、まだ乾ききらない歩道のカツラの落ち葉から、ほんのりと甘い香りが漂います。姿は見えずとも木々の梢からモズやホオジロの声、草地ではウラナミシジミがツリガネニンジンで吸蜜、と谷戸はすっかり秋の風情でした。さらに歩みを進めると、ヒナバッタやマメノメイガなど小さな虫たちが次々に姿を見せます。私達の歩みもソロリソロリ・・・今日は目は8つだけです。湿地ではヒメジソやイボクサが咲き、しっとりとした谷戸ならではの景色です。流れは水量も多く久しぶりに「水音」が聞かれました。谷戸を抜ける頃から予報通りに雨が落ちてきましたが、珍しく電線に4羽も並んだヤマガラの「エゴの実の果皮剥き」の器用さに感心し、林縁を覆う蔓植物の中にホドイモのグルグル曲がりくねった小さな不思議な花を見つけ、驚嘆しつつバスターミナルへ戻りました。 (同文章藤沢探鳥クラブ会報「四季報」に掲載)
・花や実を見たもの ワレモコウ、オオニシキソウ、ツリガネニンジン、ヒガンバナ、フジカンゾウ、イヌゴマ、ハナタデ、ヌスビトハギ、ノコンギク、ガマズミ、ヒメジソ、ヒメキンミズヒキ、イヌトウバナ、ツルフジバカマ、ミズタマソウ、ノブドウ、イボクサ、コナギ、アオツヅラフジ、ダイコンソウ、オオハナワラビ、クサノオウ、ホドイモ、ヒトツバハギなど

・出合った虫たち  マメノメイガ、トノサマバッタ、ヒナバッタ、ツチイナゴ、ホシササキリ、ブドウトリバ、ギンツバメ(多)、キボシカミキリ、ジンガサハムシ、アカサシガメ、ホシハラビロヘリカメムシ、コカマキリ、チョウセンカマキリ、アキアカネ、シオカラトンボ、チャバネセセリ、ウラナミシジミ、アカボシゴマダラ、ショウリョウバッタモドキなど
・見聞きした鳥たち  モズ、ホオジロ、コジュケイ、トビ、シジュウカラ、ヤマガラ、ハクセキレイ、ハシブトガラスなど11種

(当日午後予定の定例作業は雨天となり中止)


2016年9月14日、22日、25日 長雨での作業遅れ挽回

 9月の長雨で作業が遅れていましたので、個人の有志が個々に作業を行いました。9/14:谷戸横断道沿い下流側草刈り 9/22、9/25:谷戸横断道上流側両岸ヨシ刈り(下写真)。

  夏場は猛暑日が多く作業日が少なく、草が一気に繁茂する時期ですので、チームでの定例作業の他に、各個人が時間を見て、作業を進めてきています。
主なものは
6/7、8/1:看護医療学部ビートープ地区手入れ
7/17:谷戸埋立地横、アレチウリ除去
7/27、8/17:谷戸埋立地オオブタクサ除去
8/7、9/1:谷戸奥湿性改善作業(右岸流れから水を呼び込む)
8/17:物置前草刈り
8/17:谷戸奥流れ拡幅
8/17、8/27、9/6:谷戸奥カナムグラ除去
9/9:谷戸横断道上流側左岸草刈
9/14:谷戸横断道沿い下流側草刈り
9/22、9/25:谷戸横断道上流側両岸ヨシ刈り

2016年9/7,9 谷戸現場確認、低茎湿地手入れ作業(その4)

9月7日は定例作業日でしたが、天気が悪い予想で、作業は中止しました。約2箇月間、チームでの作業ができていませんので、有志が谷戸現場を確認し、今後の作業経計画をしました。作業で残すべき場所にマークを付けています(左)。

 9月9日には有志で谷戸横断道上流側左岸のヨシ原を刈り取りました。谷戸横断道から谷戸上流側が見通せるようになりました(右)。

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