今森光彦氏の里山の世界を見て

 滋賀県の里山写真家 今森光彦氏の「里山の世界」をNHKの「ワイルド・ライフ」で見た。笹窪谷で長年手入れをしてきた経験より、それで気付いた事は、人も(里山の)生態系の生き物の一員で、里山の自然保護には、その関与が零では里山は荒れた状態になり、人から見て好ましくない環境になる。人が多数住む場所では原始の自然は成り立たない。人の手入れが必要になるが(作業効率化等から)せっかちに作業をするのではなく、肝心なのは人は本来の生き物として他の生き物と仲良くし、人なる動物として自分の体力だけでやれる事をし、自然の中の時間の流れを無視して作業をすると、自分だけ浮き上がり、里山の自然環境を壊してしまう。自分がやるべき作業方法、量が分かった気がする(2022/1/27)。