生物多様性4つの危機

 生物多様性国家戦略は国が主体となり、各地方行政、事業者、各団体、市民にも対応が求められています。私たちが笹窪谷で行うべき事は、下記の生物多様性4つの危機に対応する事がヒントになります。

 

●第1の危機

 開発や乱獲による自然環境の破壊、汚染、種の減少・絶滅

●第2の危機

 従来人が自然と関わってきた里山などの手入れ不足による自然の質の低下

●第3の危機

 外来種などの持ち込みによる生態系の攪乱 化学物質等の散布による生態系の破滅

●第4の危機

 地球温暖化

 

 第1に対しては、笹窪谷(健康の森)周辺でも豊な自然環境の裾野を確保し、ビオトープ(生き物生息空間)を確保、創造することで笹窪谷の生物多様性も増す

 

 第2に対し、人が関わる程度はそのために問題が出た時、前に戻せない不逆的な管理ではなく、人の作業効率、スケジュールを優先するのではなく、結果を確認しながらその後のステップへ進む順応的管理で、新しい知見、経験を深めていく必要がある

 

 第3に対し、積極的な駆除、排除も必要である

 

 第4に対し、二酸化炭素を出さないとの観点より、必要以上に機械力に頼らない等がある