2024年2月9日 ナガバジャノヒゲ実

久々に町田市Nさん寄稿

 

 

2023年12月

 録を残す意味 過去の記録 

 笹窪谷の作業に支援して頂いている町田市のKさん昆虫記はこちら

以前、家の近くで撮影されたカラスウリは赤みが増し、未だ残っている。

2023年11月  

 今年は異常高温のため、紅葉は遅れている。右写真は家の近くで撮影された、ソメイヨシノの葉の紅葉。

2023年10月

10/6 ツバメ (左写真はネットより借用)

小学生の頃、電話線は回線の数だけ電線を多数引いていた。それは鉄道沿いにも引かれ,左図は東海道線に残る残材である。その形状よりハエタタキとも言われる。家の前にこのハエタタキがあり、密修した線の間に春になるとツバメが音符のように止まっていた。笹窪谷ではツバメは看護医療学部の業者が出入りする北側出入り口に来て巣を作っていた。最近はコロナで人目が少なくなったためか、ツバメは来ない。写真提供 町田市Kさん 10/10谷戸にて

2023年9月 

      写真提供 町田市Kさん

田んぼの生き物(2023年9月21日)

小学生の頃、住んでいた千葉県の住宅の東側、南側は田で初夏になると、(ニホン)アカガエルが無数無き、夜は煩かっ事とを思い出す。アカガエルは笹窪谷では見つかっていない。アメリカザリガニは稲穂の根元や,あぜ道に巣を作り、手を入れて多数捕まえて鍋で煮ると、赤くなり、匂いも良かったが、けして食べない。田にはその頃は糞尿が肥料としてまかれていた。アメリカザリガニは笹窪谷でも見つかっているが、最近は持ち込みはかなり減った。田の水面を10~20cm程度のイシガメが泳ぎ、見つかると近くお寺の池に放したのは昔の事。笹窪谷ではイシガメはいない。夏になるとヘイケボタルが田から舞い庭の垣根にも来て楽しんだ。笹窪谷ではホタルはいないが光を見つけた場合は外から持ち込みの可能性が大。

ウマオイ(2023年9月23日)

上記田んぼではウマオイが夏になつと、良く鳴いていた。庭の生け垣で高い音色を聞いた。

笹窪谷では2014年10月に(ハヤシノ)ウマオイの記録があり、高齢者では高い声は聞こえなかったかも知れない。

アメリカザリガニ(2023年9月24日)

 上記東側田んぼの先に、関東ローム層の山際に小さな清水が湧き、深さ1m程の小さな池があった。その水底にアメリカザリガニが多数棲息していた。放課後、友達と池に覆い被さる枝に乗ってそえらを釣り上げるのが楽しみであった。糸の先に石の重りをつけ、煮干しかイカの切り身を付けた。煮干しは直ぐふやける。その中に全体が真っ赤な成体がおり(マッカチンと呼んでいた)。笹窪谷でも真っ赤な個体を見た事があるが、今はアメリカザリガニは駆除されているようである。

キンヤンマ、アズマヒキガエル(2023年9月25日)

 上記東側田んぼの南に関東ローム層の大地がそびえ、その上部は園芸学部の演習場になっている。その周囲の斜面は薮とススキ原になっていた。ススキには夕方、ギンヤンマの群れが蚊を求めて飛び交う。6歳上の兄と小学生の時、そのギンヤンマを網で多数採ったのを思い出す。ギンヤンマの♀の尾のエメラルドグリーンの色は忘れられない。笹窪谷でうちわも少数が池に飛来するが、このような多数にはならない。斜面の薮には秘密基地の小屋を作ったが、その間近の穴に大きな15cmもあるアズマヒキガエルがおり怖かった。笹窪谷では当年生まれの幼体しか見つからず、未だ大きな成体は定借してしないようだ。思い出の斜面は今では崩され無くなった。

ウチワヤンマ(2023年9月30日)

上記南側水田の奥地は谷戸になっており、そこに野菜栽培がある、その先端には、いつもウチワヤンマが留まっていた。(地元でタイコと呼んでいた)。笹窪谷ではこの仲間を見ていない。

 笹窪谷で2019/9月2日、5日にカラスウリの花の撮影がされているが、2023年は猛暑続きと病気のため今年は見ていない。

最近2023年10月に家の近くのもの写真譲り受けたので(撮影は2023年9月)。笹窪谷の2023/9生き物記録記録として残す。妖艶だが夜間に咲くため余り撮影されていない。

2023年8月  

   猛暑日が続き観察員休み。 町田市のKさんが5月の記録を寄稿してくれた。

 8/12、街中の街路樹の上からアオマツムシの合唱。町田市にKさんより連絡有。暑いが確実に秋は近づいている?8/13、台風7号接近に伴い、雨が降り、気温が下がると、街中(藤沢市北部)で今まで殆ど聞かなかったアブラゼミの声を聞く。セミも暑かった?8月は野鳥は少ないので 昔撮った写真より掲示する(8/15)。その後トカゲのハヤニエとキジの幼鳥を追加しておく。キジの幼鳥は目の周りに赤い肉片が見え出せば♂だが。8/20,笹窪谷で町田市のKさんから今年もヒキガエルの発生が確認できたとの連絡があった。谷戸横断道下側の池付近。成体より小さかった亜生体?(6/6に記録写真下記)今年は通路の縁などで幼体が複数見られた。公園内の水辺環境のせい? 参考資料:2023/8/22の記事。

クサシギは晩夏に渡って来て越冬個体として嘗ては和泉川や引地川上流の暗い草地に囲まれ川面に来ていたが、もう来ない?獺郷川で数年前に飛来を確認しているが、ここ数年は確認に出向けていない。

1,フクロウの風切り外弁 2,2002/2ガビチョウ 3,監視カメラのツバメの巣、4,2004年頃藤沢市北口にあったヒメアマツバメの巣 5,2011/2/17 モズのハヤニエ(ヒヨドリ)6,2015年フクロウ 7,タゲリ 最近は宮原に来ない

2023年7月

 谷戸斜面林で(ニホン)ミツバチが営巣していたことを思い出した。1996/10でその後、見ない。生き物記録を書く以前の事であるので、ここにメモしておく。下の記録写真を見ると地上1m程にある樹木の洞に巣があり、分蜂のためか多数巣から出ている。その後は樹木が大きくなり洞が小さくなり蜂はいない。人工巣箱は2021/2/28の記事参照。

7/26朝自宅(藤沢市高倉)でクマゼミの声を聞く。遠藤には行けなくなったが、クマゼミは街中にはそれほど進出していないと思った。この異常な暑さで常連のアブラゼミ、ミンミンゼミは声は無く静か。庭に穴から出て死んでいるセミの幼虫を見る。気温だけはなく、地面も熱い。

   写真1       写真2        写真3        写真4

以前の記録を残しておく。古い写真が残っていた。

藤沢駅前のイチョウの街路樹で冬期ハクセキレイが明るい場所で集団でねグラした(写真1)

キジバトの尾羽は12枚、通用の野鳥の尾羽は12枚である(写真2)

田を潰して俣野遊水地が出来る前は秋はスズメがいっぱい(写真3)田にはタマシギも飛来

秋の夕方、綾瀬市の笹藪で集団塒するムクドリ(写真4)夕方藤沢市引地川添いに北上していた。

2023年6月 

 6/6,谷戸内には例年通りホトトギス、キビタキが飛来し鳴いていた(町田市 K、慶應大   学 Y)

2023年5月 本人休み

     2023/8 町田市 Kさんが過去の記録を寄稿してくれた。    

2023年4月 

  4/9、谷戸へ降りていく暗い山道の林床でヒトリシズカが満開であった。

2023年3月 

  3/7 キタテハ、テングチョウ、キタキチョウ、キンヒバリを見る。ウグイス初音(以上町田市K)

2023年2月

 2/28,右岸流れよりシロハラ1/が静かに飛び立ち、枝の先端に止まる(下1番写真)。警戒鳴きしない個体を見るのは久々。2/20,南側の山道を歩くツグミ1を遅い初認。寒い折、脚が悪く散策はままならないが、谷戸中流部には嘗て藤沢市が儲けた看板が朽ちたまま、放置されているのを見る(右上)。他にも同じ様な看板複数有り。谷戸遊水池を通る橋は完成後半年になるが、その欄干には小鳥の糞が余り付いていない(右下赤丸内)。遊水池には未だ余り小鳥は来ていないようだ。今冬はやはり、小鳥の越冬が少ない感じ。 


 谷戸内の野鳥は相変わらず静かで、辛うじて、シロハラの甲高い警戒鳴きでシロハラがいるのが確認できた。谷戸奥の刈り残されたオギの穂に野鳥が食べた食痕と思われる薄くなった箇所があった(2/6の写真赤丸内)。

2023年1月 

  久々に谷戸上空を越冬中のノスリが舞う。山道にトラツグミの羽毛を見る。谷戸奥でシロハラの警戒鳴きを聞く。静かな野鳥たちは少ないながらも、そのかすかな気配を感じる。1月に350gも取れたキクラゲがついていた幹は寒さのためか、その後増えていない。

2022年12月 

   お地蔵さんにハキダメギクが供えられている。昔は家の近くに、ゴミを掃き捨てる「掃きだめ」があり、命名者植物学者の牧野富太郎が見つけた場所がこの花には不運だった。一部Wikipediaより

昨年12月にはクロスジフユエダシャク多数乱舞するのが見られたが、今年も谷戸奥の林床を飛び回る。左岸添い林床に多いのは陽が当たるためか。飛び続けるので写真撮影は無理。車が通る市道のイチョウ、メタセコイアの樹が大きくなりすぎて、剪定され樹形が悪い中、クロガネモチの街路樹の赤い実が目立つ。

2022年11月   

  久々に笹窪谷に行く。昔はここで見なかったトビが斜面林上空を飛ぶ。ノスリは未だ。

ヒヨドリの声が無い。NHKが放映した、植物、昆虫の進化の話は面白い。11/18,虫はかなり少ない。やっと見つけたササキリも脚がもげて動けない。11/22、谷戸林縁添いに小さな白い虫が多数飛ぶ。冬の到来を示すユキムシ(愛称)のようで、どこにも止まらず飛び続けるので手に取ると、トドノネオオワタムシ。2021/11にも記録有(2019/12にもユキムシ(通称)の記録)。ラジオで聞いた若き植物研究家山下智道氏のオニドコロの芋をデートで見栄を張り、ヤマイモと間違えて食べて腹を下した話が面白かった。ヤマイモの葉は長い.

2022年10月 

 10/5、公園内の流れではアジアイトトンボ複数が産卵、池ではトンボが飛び交っていた。

アメンボは谷戸内ではヤスマスアメンボ、コセアカアメンボ、シマアメンボが見られるが、

公園内の明るい流れのような所ではアメンボ、ヒメアメンボが見られるそうだ。 町田市Kは

10月は10/20,21両日のみ連続快晴で暖かかった。10/21、公園水際よりコガモが飛び立つ。広い水面が現れたためか、ここではコガモを初めて見る。10/28,藤沢市北部の街中で

ジョウビタキ♂初認。全国調査では今年は神奈川県下では10/20前後の飛来。

2022年9月 

  9/17の現地メモにあるように、やはりここの現場でも昆虫はかなり減っている感である。昆虫の上位の捕食者である、クモ類の巣は見やすく、どこでも目立つジョロウグモは体は細く、卵を産む大きい個体は見ない。また良く目立つナガコガネグモも谷戸横断道で辛うじて1個体を見たのみである。愛嬌のあるハエトリグモグモ類もかなり少ない。毎年、決まった場所で見られた少数で見られた珍しいクモも見られなくなった。クモ、昆虫の上位捕食者の

野鳥も同様に激減している2021/1/6の記事参照

  2022年8月

 8月始めは猛暑で、外出もままならない。HNKラジオR1で夏休み子ども科学電話相談を漫然と聞いていた。ある解説者が昆虫の完全変態について説明すると、昆虫に対する考えが再認識できた。昆虫は翅を得たメリット以外に、昆虫の3/4以上が完全変態し、それで、幼虫、成虫の多様性が増し、昆虫は世界的に繁栄し、多様性に富んでいる理由が分ったような気がする。しかし、ここでは愛嬌のあるハエトリグモが殆ど見られなくなり、それに捕食されている昆虫の減少を実感する。8/5,猛暑が去り曇った空の下 セミ(ミンミンゼミ、ヒグラシ、ニイニイゼミ)が一斉に鳴き出す。谷戸横断道上流右岸林でクマゼミ1が静かに短時間鳴く。谷戸公園内の洪水防止を兼ねた遊水池にギンヤンマを見るのは、従来、無かった広い水面が出現したためか。

2022年7月   

 7/3,ヒキガエル幼体を谷戸横断道へ降りる途中の山道で複数見る。谷戸横断道周辺止水地で毎年、産卵が定着したようである。同日、谷戸公園先端部でキリギリスの声があった。過年、谷戸内公園内の草原で声があったが、一時公園整備で影響を受けたが、公園外の谷戸上流部へ移動して来たらしい。7月末、この猛将でセミ(アブラゼミ、ミンミンゼミ)は鳴かず。夕方近く、ヒグラシ、ニイニンゼミの鳴き声を聞く。

2022年6月  

 6/7、ホトトギス(2羽いた模様)が時折谷戸周辺に行ってはまた戻りして、ずっと鳴き声が響いた。(観察 町田市K)  以前収録したホトギスの声は下記。

2022/6/24 朝5時半、谷戸横断道下流右岸林にて
ホトトギス2206240536遠藤.WMA
Windows Media ビデオフォーマット 156.9 KB
2013/5/12夕方 谷戸内で収録
ホトトギス (1).wma
Windows Media ビデオフォーマット 68.1 KB

  梅雨で蒸す気候下、谷戸内は虫が増え出し、町田市のKさんに5月分をカバーする勢いで多数確認してもらう。

2022年5    

2022年4月

 4月当方休養中に町田市のKさんが撮影してくれました。掲載許可を得て掲載、感謝します。